クロスバイクで淡路島1周・2日目

「えっ!?この高低差をクロスバイクで!?真夏の地獄ライド淡路島1周の旅」

 

2日目

 

4:30起床。

もっと寝ていたかったけど、前日20:00に寝てしまったせいでもう目がギンギンです。

体全体ががんばるぞと意気込んでいる。

 

「おれんじ荘」さんは朝食が7:00-9:00の間で選択できます。

もちろん7:00の便でお願いしました。

 

身支度を済ませて朝日を浴びに外に出てみましたが、意外と暑くて不快だったのですぐにお部屋に戻りました。

さあ、汗かくぞ〜!と思って汗かく用の服装で運動するのは楽しいですが、別に汗かきたくないときに汗かくのは気持ち悪いですよね。

今更ですが、アワイチやるならもっと気候のいいときのほうがいいです。

 

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朝食。もりもり!

右端の長芋といかのぬるぬるサラダがめちゃうまい。

おれんじ荘さん、ゆっくり休ませていただきましたし、とっても美味しいご飯をありがとうございました。

体に力がみなぎります。

 

さて今日は、残りの3つの峠を一気に越えるハードな予定。

調べてみたら、最初の峠が一番きついという感想が多かったので少し安心しました。

実際走ってみた感じ、普通に越えられなくはない程度です。

昨日の洗礼がよっぽどだったせいでしょうか、一夜を挟んで元気をチャージしたからでしょうか。

きっと通しで走ってるとかなり疲労が蓄積することになると思います。

 

淡路島の峠の何が嫌って、一旦ピークに達して下り坂に入ったと思ったら、また上りが始まるところです。

頂上が2個以上あります。

ほとんどろくに下調べもしていなかったので、そんなこと思いもよらず...

実際目の当たりにしたら絶望しかありません。

 

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ちょうど半分地点を超えて

 

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道の駅うずしお鳴門海峡大橋まで来ました。

 

途中道を間違えて休暇村まで上がったり、鳴門大橋を通らないルートで行こうとしたりして坂道を余分に2個上りました。

要所要所で「アワイチルートこちら」という看板はあるんですけれども、気を抜いたら見逃します。

しまなみ海道みたいに、路面に色を塗ってもらえたらとってもありがたいですね。

 

鳴門大橋はやっぱり近くまで降りると迫力がすごいです。

今にもうずしおができそうなくらい流れの速い潮、ゴォーっという音を立てながら橋桁の間を流れていきます。

ちょうど橋の影になっているところで、フナムシとともに波の音を聞きながら涼をとって、一休み。

ここに来たら淡路島バーガーは食べたかったのですけど、暑すぎてお腹空かない...。

しかも結構人が来てて密だったので、素通りしてアワイチルートに戻りました。

 

不思議なもので、これだけ3密を避けろと刷り込まれ続けると、人ごみを見ると気分が悪くなってきますね。

他人の飛沫も気にしたことなんて全くなかったですけれど、今や目に見えるようです。

一体いつになれば堂々と旅ができるのでしょう。

せっかく社会人になってお金を稼ぎ出したのに、使い道が見つからなくて悲しいです。

 

閑話休題

 

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千と千尋にでてきそうなやつ。(語彙力)

峠地帯を無事乗り越えて、島の西側に来ました。

サンセットラインという名の通り、夕日が綺麗に見える道を北上していきます。

 

途中やっと見つけたコンビニに寄って、軽食をむさぼっていると

後から颯爽とやってきたローディーの方に話しかけてもらいました。

 

彼は姫路から来られて日帰りで1周途中だとか。

ちなみにこのとき13:00すぎ。

「あと2時間30分ほどで岩屋着くんで〜明日も仕事です!」と笑顔でおっしゃっていました。

意味がわからない。

 

「もう後は平坦な道ですよ!頑張ってください」と激励をいただき、再度漕ぎ出します。

 

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少ししてこの道を見たときは「嘘つき!!!!」と悪態をついてしまいました。

めっちゃ坂道あるやん...。

短い坂道なので、すぐに頂上に達するんですが、疲れた足にはきつかったです。

ちなみにこのようなちび坂はこの先何個もあります。

そりゃそうですよね。いくら平坦な道って言っても本当に全部フラットなわけはないのです。

 

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本日のお宿をとっていた五色まで来ました。

飲食店やコンビニのある風景が戻ってきて、一安心。

南の方は本当に外灯もないので、1人で走るのは緊張します。

チェックインが16:00からだったのですけど、着いたのがまだ13:30でした。

やっぱりガバガバ時間配分。

こんなことならゆっくり淡路島バーガー食べてればよかったです。

どうしても五色でサンセットを見たかったので、今日夕日を見る予定の海水浴場の下見に来ました。

砂浜というより、石がごろごろある感じですね。

足を冷やすととっても気持ちいいです。

濡れてもいい服装だったのでそのまま座り込んで海を見ていました。

まっすぐな水平線と、そこから次々とこちらに寄ってくる波の白筋で視界が埋まります。

ここの海岸も周りに誰もいなくて、世界で一番最後の生き残りになった気分でした。

日々の喧騒から離れて、リフレッシュできた気がします。

そうこうしていると、カニに足を挟まれました。

石ばっかりだったので、よくよく見るとそこかしこにカニが隠れてて、波の間を縫って出てきてはコケをこそげとって食べてました。

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見えますか?(全く見せる気のない写真)

かわいいですが地味に痛いので退散。

 

チェックインまで時間潰しに、近くにあるウェルネスパーク五色に行きました。

ここに温泉施設があるので、汗を流していきます。

 

淡路島の観光施設どこにも言えることなんですけど、寄り道しようと思ったらとにかく目の前の坂道がやる気を削いできます。

島なので、中心部に向けて標高が高くなっていくのは当たり前なんですけどね。

本当に意思を強くもっていないと寄り道できません。

実際すでに私は

明石海峡公園

伊弉諾神

・おのころ島神社

うずしお科学館

を断念していますからね。

弱腰です。

ただでさえきつい峠越えに加え、8月の強すぎる日差しは体力の消耗も激しかったです。

2日間とも予定時刻を大幅に縮めて宿泊予定地に着いていることを考えると、次回のアワイチは1泊2日で十分回れそうだと思うのですが

それでもやはりルート外で坂道を登るのは辛いですね。

 

ウェルネスパーク五色も例に漏れず、坂の上にあるんです。

まあ、帰りは下りしかないから汗かくことはないんですが。

 

そして今日のお宿は「トロフィーハウス」さん。

やっぱり旅といえばゲストハウスでしょ!

ということでこの辺りで唯一のゲストハウスに泊まりました。

優しいご主人とかわいらしい猫の虎徹くんに出迎えられて、旅の疲れも癒されます。

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全然うまく撮らせてくれない虎徹くん。

宿泊者にだけ愛想がいいそうで、寄ってきては体をすりすりしてくれます。

めっちゃかわいい。

 

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この日は急に雲が出てきて、想像していた夕日とは違う空でしたが

いろんな高さの雲があって、夕日とのコントラストも相まってとても綺麗ですね。

刻々と雲は流れていき、太陽は落ちて1分として同じ空はありません。

どれだけ見ていても飽きない美しさです。

虎徹くんも一緒に夕日を見て散歩してくれました。

 

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お宿はこんな感じ。

ハンモックがたくさんあって秘密基地のようでワクワクが止まりません。

今回は、コロナのこともあるので個室のほうを予約していたのですが、収束した暁にはぜひこちらで他の宿泊者とお話ししたいものです。

 

宿のご主人が、海ほたるを観にいこうと誘ってくださったのですが、先ほどの雲が急に雷雨を運んできて、中止になってしまいました。

見たかったなあ〜残念。

 

天気が悪くなったこともあり、この日は外に出ずコンビニ飯で済ませて就寝!

明日は本土に帰還です。

おやすみなさい。

 

 

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2日目はこんな感じです。

道の駅うずしおからSTRAVA起動忘れていたのでワープしています。

 

 

3日目につづく。